インテリアレッスン
[Dr.大高の住まい研究室 VOL.1]

皆さんこんにちは、Dr.大高こと、i・e・sリビング倶楽部の大高です。
ここでは、リフォームの現場から見たマンションの建築構造についてのお話や、蓋を開けてびっくり!解体して初めてわかる住まいの『症状』のあれこれ、 また、建築の豆知識等々、私の経験と日々の研究(!)に基づいた住まいのお話をお届けしていきます。
大高 満
インテリア・コーディネーター
増改築相談員
町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー東京校出身。インテリア・コーディネーター
増改築相談員
同校在学中より設計事務所にてアルバイトを始め、その後、インテリア・リフォーム会社で約20年間キャリアを積む。
現在は、空間彩生プロジェクトの技術部門のスーパーバイザーとして、プランナーを支える。趣味は楽器いじり。幼稚園の“お父さんバンド”でドラムを担当。
さっそく、本題に入りましょう。みなさんは、自宅の床の工法についてご存じですか?マンションの床には主に直床工法と二重床工法があります。直床工法は文字通り、コンクリートの上にフローリングなどの床材を直接貼る工法。二重床工法は、コンクリートの上に下地組みを作り、その上に床材を貼る工法です。ちなみに最新の高級マンションには、床鳴りを補うためにアジャストフロアを用いた二重床工法も増えてきました。

では、最近多い直床工法の床について掘り下げていきましょう。直床というと以前はカーペット仕上げのみでしたが、遮音フローリングが開発されてからは『マンションの床=フローリング』が定番に。みなさんも見聞きしたことがあると思いますが、例えば「L45」という数値。これは、遮音の性能基準として設けられたもので「遮音等級(L値)」といいます。この数値が小さいほど、遮音性能が優れているとされます。

※二重床に関しては商品としての遮音等級表示はありません。
現在では、遮音性能を高める様々な下地材が開発されてきています。そこで、今月の注目は「サイレント・トライマット」。こちらの製品は、遮音・制振・吸音の3要素に優れた複層タイプの防音材で、戸建て・集合住宅の床・壁・天井に施工が可能です。将来リフォームを考えるとき、選択肢のひとつとして知っておくとお役立ちの優れものです。