
モデルルームのような素敵なインテリアにしたいけれど・・・我が家とギャップがありすぎて、一体どこから変えたらいいの?
モデルルームと個人のお宅、両方の経験をもつコーディネーターがその疑問にお答えいたします。
登録インテリアコーディネーター
ライフスタイルプランナー
設計事務所勤務の経験を経てi・e・sリビング倶楽部に入社。
<モデルルームのポイントは?>
快適と感じる部屋はどんな部屋でしょうか?
人には視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の「五感」があるといわれますが、そのうち最もよく使っているのは、ご想像通り「視覚」。その割合は83%、人はほとんど見た目で判断しているのです。
香りや音も大切なインテリアの一要素ではありますが、まずは、「目に付きやすいところ」から変えていくのが効果的です。
とくにモデルルームでは雰囲気や快適さが、すぐにお客様に伝わるように、視覚効果を大切にしています。その「目に付きやすいところ」を「見てほしいところ」に発展させたのが「フォーカルポイント」です。

<フォーカルポイントでメリハリある空間に>
インテリアには「メリハリ」が重要です。
最近の傾向として、白を基調としたシンプルなインテリを望むお客様が多いですが、シンプルすぎると目線が行くところがなく、逆に散らかっているものや余計なものに目が行ってしまいがちなのです。
しかし、飾りすぎても落ち着かない部屋になってしまいます。「目線」の行く場所をしぼる「フォーカルポイント」を作るのが、モデルルールのような空間をつくる近道です。
フォーカルポイントは、各部屋の視線の行きやすい一点に決めるのが基本です。
たとえば、玄関ならドアを開けた正面、リビングならテレビ等を置く大きな壁面などはどうでしょうか。フォーカルポイントを作るだけで、ぐっと引き締まったメリハリのある空間ができます。たくさん予算を掛けて色々なものを買いそろえるよりも、ずっと効果的です。
フォーカルポイントが出来れば、ちょっと雰囲気と合わない家具があったり、少々散らかっていても、空間にメリハリがあるので、お部屋のイメージを崩しません。
<小さな贅沢がつくるフォーカルポイント>
場所を決めたら、そこにどうやって視線を持っていくかです。メリハリが大切ですから、少し思い切った素材や色を取り入れて下さい。
壁にはエコカラットや漆喰など陰影の出る素材を使うと目線を誘うポイントとなりますし、空間に高級感が生まれます。リビングルームや玄関にお勧めの素材です。
ユーティリティーやキッチン周りにはガラスタイルがお勧めです。ガラス独特のきらめきや色合いが、狭い空間にも華やかさを生み出します。
また、色をポイントとする場合は、赤やグリーンなど濃い目の色を思い切って取り入れます。
特に、白いインテリアが好きな方には緑色がお勧めです。緑は白の清潔感や爽やかさを引き立たせてくれる色です。 ミントグリーンや抹茶のような緑、またターコイズグリーンなど、好みにあった緑色を取り入れてみてください。
フォーカルポイントとなる場が出来上がったら、次は照明の工夫や、ちょっとした小物をプラスします。
ホームページの施工例などを参考にして、好きなイメージを見つけて真似してみましょう。
フォーカルポイントは、ちょっとしたタイル使いや間接照明などの「小さな贅沢」で大きな効果を生むことができます。
小さな贅沢で、あなたのお部屋もちょっと差のつくモデルルームのような空間に生まれ変わります。